国名:ケニア
地域:キアンブ県
標高:1880m
生産処理場:カラトゥ−ファクトリー
品種:SL28、34、ルイル11 AA
生産者:ギトゥウェFCS 複数の小規模生産者
小規模生産者が多いケニアでは、「ファクトリー」と呼ばれる生産処理場に納められた多数の小規模生産者のコーヒーから一つのロットが作られるのが一般的です。カラトゥ・ファクトリーは現在、ギトゥウェFCS(Farmers’ Co-operative Society:生産者組合)によって運営され、カラトゥ、ギトゥウェ、キビル、キガアという4つの村からのコーヒーを受け入れています。
同ファクトリーは、首都ナイロビの北部にあるキアンブ県の標高約1,880mのところに位置しています。この地域では3月〜5月の大雨季、10月〜12月の小雨季という年2回の雨季があり、年間の平均気温は13〜24℃ほどです。火山性の赤土の土壌が特徴で、コーヒーの他にバナナやトウモロコシも栽培されています。
生産者たちから持ち込まれたコーヒーはルワブラ川 (River Rwabura) から引いた清浄な水を使って水洗式で生産処理されたあと、アフリカンベッドに広げて乾かされます。環境保全への意識の高まりから、生産処理に使用したあとの水は川に流したりはせず、排水専用のピットで土中でろ過されています。
グレープ、グレープフルーツ、ミルクチョコの甘みが特徴です。