国名:ケニア
地区:キリニャガ地区
標高:1600〜1800m
ファクトリー:カムワンギ(生産者協同組合の生産処理場)
生産者:990名の小規模生産者が持ち寄ります
品種:SL28、34、ルイル11
生産処理方法:フリーウオッシュド製法
カムワンギ・ファクトリーは、ニュー・ンガリアマFCS(Farmers’ Co-operative Society:生産者組合)がキリニャガ県に所有する二つのファクトリー(生産処理場)の一つで、1983年に設立されました。キリニャガはケニア山の斜面に位置しており、良質なコーヒーの生産地として世界的に知られています。
もともとニュー・ンガリアマFCSはカイナムイという名前のファクトリーを運営していましたが、生産者たちから持ち込まれる大量のコーヒーに対応するために、第二の生産処理場であるカムワンギ・ファクトリーをオープンしました。現在ではニュー・ンガリアマFCSは全部で3つのファクトリーを運営しています。 生産者たちが持ち込んできたコーヒーチェリーは、手作業での選別や異物の除去を経て
から生産処理されます。まずチェリーの果皮と果肉を除去し、種の周りの粘液質を分解するために発酵させます。発酵が済むと、コーヒーを洗浄し、等級分けをしてから乾燥させて仕上げます。
環境保全への意識の高まりに伴い、カムワンギ・ファクトリーでは、水源から離れたところにコーヒーの精製に使った排水をろ過するための専用ピットを設けています。また、生産者たちに対して、農園への植樹を奨励するといった活動も行っています。
ブラックカラント、ティーライク、シトラス ダークチョコの甘み シルクの様な口当たり